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探偵のスキル

探偵・興信所・調査会社など呼び方は様々ですが、探偵社毎の調査力はなぜ一定では無いのかを考察したいと思います。

まず、探偵業は業務の性質上、オープンスキルに分類されます。

オープンスキルとは、次の動作に一連性がなく予測出来ない、または予測し辛い業務の事です。
例えば尾行のように、対象者がどの道をどのような移動手段でどれくらいのスピードで走行し、また、追尾する探偵がどのように対応するかが不確実であるような、状況が絶えず変化する中での業務です。

また、クローズドスキルの業務とは、工場での組み立て作業や定型ワークのように動作の連動がプログラムされているような、一定の状況の中での業務です。

もちろん、探偵業務の中でも盗聴・盗撮発見調査のような定型ワークもありますが、浮気調査での尾行や行方不明者捜索での聞き込みなどほとんどの業務はオープンスキルです。

そこで、今日は探偵業務の主要調査能力の尾行・張り込み能力を例にあげたいと思います。

オープンスキル業務の代表格である尾行には次の3つの重要な要素が挙げられます。

一つ目は、対象者の行動を見ると言うことです。
この、対象者の行動を見るというのは、ただじっと見ていればいい、と言う訳ではなく、対象者の行動をよく見ることによって、自分が「どのアングルから」「どの機材で」「どのように撮影するか」を準備、実行するかを決める=ディシジョンメーキング(意志決定)を行います。

二つ目は、自分が追尾中、地図のどの位置にいるか、さらには見失わずにバレない距離はどこに位置すればいいのかを予測し、判断する事です。つまり、尾行の位置を決定する=ポジションメーキングを行います。

三つ目は自分が尾行している中でその状況が、対象者以外の一般第三者の目にどう映るかを判断することです。
尾行で大事なのは対象者だけでなく、間に挟む一般車両や右折時の対向車、並走する一般車両など、直接尾行に関係のない第三者の動きです。
対象者にはバレなくても、この第三者に不審に思われると、通報や興味本位で付いてきたり等の無用なトラブルの元ですから気をつけなければいけません。

まとめ

この様に尾行は各探偵社・・・もっと言えば各探偵ごとに地理の把握力や追尾車両、撮影方法があり、それぞれが違った尾行方法を選択します。
なので調査料金、調査手法、調査結果が探偵社ごとにバラバラになります。
相談・依頼される時は、上記の事を考え、数社から見積もりを取る事をお勧め致します。

2009年05月09日 14:23

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